RSS | ATOM | SEARCH
重箱のスミ 第17回 「リストラバンドと呼ばないで HEAVY STEREO」
この人とまだ親しくないけど自分と似た趣味があるのか探りたい時、ありますよね?
このブログを読み続けてくれている方はお気づきかと思いますが、
私はいわゆるUK音楽が好きだ!

「洋楽好き」と一言でいってもジャンルは様々であり、
そのワードだけで趣味が合うとは判断しにくいもの

という事実をみなさんは経験上、身に滲みてよく分かっているのではないでしょうか?
(映画好きも然り)

「どういうの聞くの?」に対するファーストアンサーに、誰を選ぶのか? 
相手は自分の求めてる路線なのか!? 

じわじわ会話を詰めていくあの感じ、ドキドキしますわ!
もし相手にセリーヌ・ディオンって言われたら、会話は確実にフェードアウト。
ここはあきらめるしかありません。

無難な返答をして話題を変えるのがお互いにとって最善の策。
(映画でタイタニックが一番好きだと言われるのも同様)

UKだけが好きってワケでもないので、他国でも構わないんだけどレディ・ガガって初めに言われたら、それも結構怪しいなぁ。

ざっくりと「ロッキングオンに載ってるようなバンド」と言う手もありますけどね。やや投げやりかと。
ダヴズやモグワイなどと第一声に答えてしまうのはマナー違反
せっかく見つけた話が合うかもしれない相手(貴重な人材)との関係を、フライング行為によって壊してしまっては勿体ない!
そこそこ知名度もあり、かつほんのり自己主張できる名前。
(せっかくなのでUK音楽縛りで)

あなたなら誰をあげます?

知名度としてはコールド・プレイやオアシスが真っ先に浮かぶと思うんですけど。
(同じ土俵にあげんな!という罵声が聞こえるぜ)

しかし、この趣味を探る音楽リトマス紙としては自己主張が弱すぎる。
なんつーか、オアシスは直球のUKにもかかわらず、知名度がありすぎて判断できない!ベタすぎる!
なので抱き合わせでレディオヘッドの名前を出したりして。(レディへも今ではベタか?)
じゃあオアシスって言わなきゃいいじゃん、とも思うんですけど
レディへだけだと頭でっかちに思われそうじゃないですか?

そんなことない? 考え過ぎ??
他に誰挙げていいか悩むんだよ、いっつも。
ストーン・ローゼスとかさ、年齢近くないと通じなさそうだし。

アークティック・モンキーズとかのがいいんかな。世代的に。
という議論を先日友人Tさんとしたところ(ベックやベルセバ、ストロークスなども候補にあがった結果)
リバティーンズなんじゃないか? という結論が出ました。
私はミョ〜に納得しましたよ。 
そうか、リバはこういう時の為に存在してるのか(笑)。


という事でですね、前置きが長くなったけど今回はオアシスについてちょっと書きます。オアシスの重箱のスミ、といったらコレだろう。


●Heavy Stereo 『Sleep Freak』より「 Sleep Freak」
hs.jpg
95年作。1枚ぽっきりのアルバム発売前に出したシングルの編集盤(日本オンリー)。
なんでこっちかっていうと、友達に借りたのがこれだったから。
MDに落としたきりで実際CD持ってないんだけど(笑)。ごめんよ、ゲム!
一応説明しておきますと、ゲム・アーチャーがオアシスに
ギタリストとして加入したのは99年

私がちょうどオアシス追いをやめた時期か・・・・。
99年つーと、ジャケットがガラッと雰囲気変わりましたよね。
翌年に出したアルバムがさ。

ロゴ変えたからからっていうのもあるけど、ジャケからUK臭さが消えた
               加入前            →  加入後
o1.jpgo2.jpgo3.jpgo3.5.jpg   o4.jpg 
そういう意味でもここで一区切りと考えていいんじゃないでしょうかね。オアシスは(しみじみ)。
って、ゲムの話はどこへ行った! ごめんよ、ゲム!
ファーストアタックが強い、いい曲です。
後半からは文句ある?と言わんばかりのT-Rex全開ぶり。あけっぴろげ!
その素直さ、好きだぜ!

デビューはオアシスと1年違いくらいか。
どこかの紹介で「リストラやもめバンド」って書かれてたなぁ。
契約打ち切りなんて話、けっこうザラだとは思いますけど、デビュー出来たと思ったらあっさり切られるそのかんじ。ううっ痛い!
不運にもヘビー・ステレオではアルバム1枚しか出せてませんが、オアシスに入れたって事は裏を返せば評価されてたって事。
オアシスファンからのゲムの曲の評価もいいみたいですしね。
いろんなバンドがエレクトロ要素を取り入れる中、かたくなにUK臭を守り抜く彼等。やはり背後にポール・ウェラー兄貴がいるからか?
バンド名もbeady eyeに変わった事ですし、オアシスでやり尽くした音じゃなくもっと遊んで欲しいものです。
いっそのこと、この曲をリアムで歌ってみるのはどう?
なかなか似合うと思うんだけどな〜。


なんてったって、いい人そうだよね〜ゲムって 度★★★★★☆☆☆☆☆





●HURRICANE #1『HURRICANE #1』より「Faces In A Dream」
hu.jpg
97年作。ライド後にアンディ・ベルが組んだバンドのファーストアルバム。
今更かもしれませんが、ここでおさらいを。
現オアシス(beady eye)のベーシストであるアンディは90年にライドでデビュー。ゴタゴタの末、96年に解散。
理想のバンドを求めて組んだのが、このハリケーン #1だったわけで・・・・。
当時かなり雑誌を読み込んでいたので覚えてるんですけど、たしかオアシスみたいなバンド作りたいって言ってましたよね。
(オアシスより先にデビューしてるのに、あんた・・・・素直だよね)
それであのボーカルの声聞いた時に、すんなり納得したんですもん。
うわ〜っ 風味が似てる!
またこのボーカルのアレックス君が苦労人でして(子供の時に父親が失踪。家計を助けるため学校中退してじゃがいも選別の仕事に就き、アマチュアボクサーに)
人情的に応援したくなるつーか。
そんな彼を受け入れるやいなや、2年後に自分がオアシス入っちゃうって、
何だよ!っていうね。

しかもなんでベーシスト? 
ここがまたアンディの必死さが伝わってきて嫌なところよ(笑)。

入るんならギターじゃねぇの? でも憧れのオアシスになれるなら楽器は何だってよかったんだろうなぁ。
分かるよ、分かるけども!
ハリケーンが何気に好きだったもんだから、ファンとしてはやるせないのよね。
(ねちねち)

昔の彼女が忘れられない男みたいで気持ち悪いこと言ってるな〜って自分でも思うけど!

昔ついでに、ここでさらに懐かしの雑誌を。
buzz.jpg
ロッキング・オンから出てた音楽雑誌「BUZZ」
97年に発売したVol.3の表紙はプライマルのボビーです。

『ヴァニシング・ポイント』について語ってますので、時代としてはそれを目安にしてくれれば実感しやすいかと。
このデザイン! 当時もっともエッジのきいたエディトリアルデザイン雑誌「Ray Gun」の影響をモロ受けた誌面作り。
私も憧れたもんだよ〜。捨てずに取っといて良かった!
懐かしの「Ray Gun」はコレ
ray.jpg
思えばこの頃ってタイポグラフィを駆使した機械的なデザインが注目浴びてたような。無機質っていうの? テクノっぽいというか・・・
デザイナーズ・リパブリックとか好きでしたね。
映画「セブン」もこの頃だよね。オープニングクレジットがかっこ良くてさ〜。
アンダーワールドのtomatoも日本で展示会とかやってたし。
本家のRay Gunは「読みにくい」というより、
もはや「読めねーよ!」ってデザインだったけど

BUZZはさすがにそこまで読み手を無視できなかったためか、中途半端なレイアウトですね。今見ると。
私も過去の仕事でやったレイアウトデザイン見ると死にそうに恥ずかしくなるので、まぁそういうもんですよ。昔っつーのは。
で、なにが言いたいかというと誌面で面白いもの見つけたもので。
皮肉にもオアシスとハリケーン #1が横並びで広告になってたっていうね。
hur.jpg
この号のディスクレビューにもハリケーン#1は載ってるんですが、
宮嵜広司氏もアンディの気持ちを知ってか?
オアシスと比較した記事を書いてました。
ノエル不在の今、バンドに居続けるって事はアンディにとってリアムこそがオアシスだったって事なのかなぁ。

ところでみなさんは、どの曲きっかけでオアシス好きになりました?
私は『some might say』から入ったクチです。『supersonic』をはじめに聞いた時は、ふ〜んくらいにしか思ってなかった。
オアシスのデビュー当時について思い出したのがもう1つあって
BSで『ミュージック・サテライト』という音楽番組が放送されていたのをご存知でしょうか?
CGキャラになったロッキング・オンの渋谷陽一が司会進行で、最新の音楽クリップや情報なんかを放送してた。
ms.jpg

ネットが今みたいに普及してなかったからBeat UK以上に有り難かったよ。
その中で、電話音声のみで今イギリスでコレが熱い!みたいなのを報告するコーナーがありまして。担当はロンドン特派員の児島由紀子だったかな。
「もう、ものすごいバンドが出てきたんですよーっ!!」って
鼻息荒くオアシスを紹介してた思い出が・・・。

これは来る!ってバンドを嗅ぎ分ける嗅覚はさすがですな。

話が右往左往してすみません。
書き出したらいろんな事思い出しちゃって。
大掃除の途中で懐かしいもの見つかると作業そっちのけで思い出に浸っちゃうでしょ!?

私にとってハリケーン #1はまさにそんなバンドなのでした。

そしてアンディにとってはただの通過点 度★★★★★★★☆☆☆




***********************************

wonderwonder designはアンティーク着物布地のオリジナル雑貨店です。
アンティークとの出会いは一期一会。
乙女心をくすぐる雑貨をお楽しみください


author:dokurokinoko, category:音楽, 22:13
comments(1), trackbacks(0), - -
Comment
くだらんよお前
変装訪問, 2014/12/01 8:32 PM









Trackback
url: http://blog.wonderwonder.net/trackback/1232500