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洋楽重箱のスミ 第25回「センチメンタル職人 Owsley」
 ひさしぶりの重箱です。
こんなの誰も読んでないわい、と思いつつ
たまにアクセス数がぐぐんと跳ね上がったり
思わぬ検索ワードでここにたどり着く人もいるみたいなので
地味に続けます。
ニッチに行くぜ。

さて、今あなたのヘビロテはなんでしょうか?
ズキュンと射抜かれて、なんだか頭の中は君の音楽でいっぱい。
そうそう、そこそこそこ!
数秒のメロディを職場に到着する直前まで何回もリピートし続けてみたり。
今まさにそんな状態になっているのが
私にとっては星野源の「彼方」なのだった。
もともと俳優としての星野くんが好きだったんだけど
友人きっかけでちゃんと音楽も聴くようになりまして。
曲はしずしずと始まるので、イントロでのフックは感じなかったんですけど
アウトロでいいんですかね、あれは。
帰り道でiPod聞きながら自転車に乗ってて
(危ないと分かってても止められない)
ある曲がり角をまがると、幼稚園が取り壊されて
平地になってる場所があるんですよ。
そこは空が広く見えて何気に好きな道だったわけです。
曲の3分の1を占めてるあの部分が、角を曲がった瞬間に耳に入ってきて
川口の開けた夜空(たんに空き地が多いだけ)とピッタリ重なったんですよね〜。
いきなりチャンネルがカチリと合うような。
あれは不意打ちだったよ。
不意打ちってドキッとするよね、女性のみなさん!
どわ〜!! ってなってリピートして自転車でわざわざ遠回りして
もっかいその道を往復して帰ったっていう。
しょうもない事してますね。
でもまっすぐ帰りたくなかったんですよ!
あの感情の高まりをペダルにこめるしかなかった。
でもこういうミクロな話ってみんなあると思うんです。
「へ〜」としか言いようがないけど、話す側はすっごい楽しかったりする。
退屈を想像して人に話す事はしないんですけど。
いいねブログは。なんでもアリさ。

えー、ともあれ、星野くんラジオ番組から復帰されるそうで。
おめでとうございます。
いつか落ち着いたら、くも膜下出血の歌を作ってほしいですけどね。
宮川大助・花子が胃癌記念のTシャツと脳内出血グッズを出したみたいに!
野生爆弾・川島さんの記事リンク
さすがにここまでは求めてないけど、鼻歌みたいなかんじで聞いてみたいもんです。
不謹慎かもしれないけど、誰もそういう事やらないし
身を削ってもユーモアに変えていける人ってあんまりいないので。
密かに期待してます。


●Owsley『Owsley』より「Sonny Boy」


99年作。アメリカはアラバマ出身。ウィル・オウズリーのファーストアルバム。
経歴をざっと紹介しますんで、ついて来て下さいよ〜。
いくつかのバンドでギタリストとしてツアー同行後、
The Semanticsを結成してアルバム『POWERBILL』を発表(96年)。
メンバーはオウズリーとミラード・パワードとザック・スターキーの3人。

聞き慣れない名前がたくさん出てきたな〜
誰だよ知らねーよ、これ以上読むの面倒くさいとお思いでしょう。
ええ、分かりますよ!
その気持ち。

ミラードはベン・フォールズがインディー時代に組んでたバンドにいたらしいです。
ちょっと興味出てきましたか?
まだダメならこれでどうでしょう。
ザックはリンゴの息子でザ・フー、ジョニー・マー&ザ・ヒーラーズ、
オアシスにも参加しててドラマーとしてこれからも期待される人なんじゃないかと。
(ザックのwikiにセマンティックスの表記ナシ!悲しい)
リンゴ・スターの息子もドラマーという知識が
はたしてどこで役に立つかは分かりませんが、知っててもいいんじゃないですかね。

元どこにいたとかプロフィールなんてどうでもいい、
肝心の音はどーなんだよ!
そうそう、そうですよね。
The Semanticsのアルバム持ってないのに、知ってる曲がいくつかありまして。
なんでだ!?と記憶を探った結果、千葉にいた時の彼氏から借りて
MDに落として聞いてたというのが正解な気がする。
Youtubeで聴いて懐かしさに涙が・・・。
レッツ!センチメンタル!

The Semantics‬「‪Jenny Won't Play Fair‬」


このアルバムは本国アメリカでは発売されず
日本だけ発売されたという記事を発見。
世界中のどこを探しても
こんなに異国の音楽を熱心に聞き、
レコードやCDが手に入る国は日本しかないというあの噂は
やはり本当なのかも知れません。

で、このバンドの後もサポート参加などしつつ資金を貯めて
自宅にスタジオを作って制作されたのがこの『Owsley』。
ここまで聞いただけでも、念願の!って気持ちが伝わってくるよう。
アルバムは統一感があってThe Semanticsの延長線にあるギターポップ。
俺とギター!
このジャケ写すごい好き。
この写真見ただけで私には君の音楽が聞こえてくるよ!
収録曲「Coming up Roses」と「Oh no Radio」はファンに人気の曲かと。

Owsley「‪Coming Up Roses‬」



「Coming up Roses」といえば、エリオット・スミスにも同名の曲がありますね。
暗い・・・でも好き!
奇しくもオウズリーとエリオット・スミスのもうひとつ共通項は
ふたりとも自殺ということ。
あ〜
人生って生きるってなんだろう?
ズ〜〜ン・・・
とにかくご冥福をお祈りいたします。


Elliott Smith‬「Coming up Roses」


でも私にはそっちよりも「Sonny Boy」の方が印象に残ってるんです。
これはなぜかYoutubeにあがってなかった(悲
自分にとって好きな曲が、結構な確率であがってないのはなんでだ!?
人とズレてるんだろうか。
いっつもうまく言えなくて歯がゆいんですけど、
もうコレすっごくいいの!聞いて!
っていうんじゃないんです。
静かに粛々と好きでいられる曲というか。
あ、どうも。あなたもお好きなんですか? 実はわたくしもです、みたいな。
さりげなく琴線に触れてくる良さがこの曲にはあるのかなと。
ダウンロードという買い方があんまり好きじゃないんですけど
iTunes Storeでまさかの販売。
全曲試聴もできるのでぜひ。

誰かのピントに合えば幸いです 度★★★★★★☆☆☆☆




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アンティークとの出会いは一期一会。
乙女心をくすぐる雑貨をお楽しみください


author:dokurokinoko, category:音楽, 13:46
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