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洋楽重箱のスミ 第30回「永遠の放課後バンド Teenage Fanclub」

ライブでどうしてもやりたくない事ないですか?

私はどうも「会場がひとつになって」みたいなのを提示されると

サーッと気分が下がってしまう。

そのひとつに手拍子がある。

イヤなんだよな〜これやるの。

なんか集中できないんだもん。

必ずリズムずれる人いるし、手拍子やめてく敗者が気になってチラチラしちゃうし。

演者側としては参加してほしいとか構成のアクセントとして

何気なく提案してるんだろうか?

客席側で、やめろ!誘うんでない!

と心の中で叫んでいるのは私以外にもいるのだろうか。

頑に手拍子参加しないからって、楽しんでないわけじゃないんだよ。

自分なりのくだらない理由があるのだ、一応。

これで思い出したけどエルレガーデンの時の「円陣組み」もすっごい嫌だった。

これはファンが勝手にやりだしたアクションだけど

ほんっとーに迷惑だったし、目の前でどんどん輪が広がっていく様は異様だった。

どうせ私は偏屈です。フンだ。

年明け初のライブに、The 1975Zepp東京に行きまして。

前座のサーカ・ウェーブスがすごく好きな音で久しぶりにトキメキが。

ついこの間、やっとアルバムが出たのでぜひ!

1975は踊れたしすごく楽しかったんだけど

またしてもどーしても言いたいことがあるんです。

動画撮るのやめろよ!

すっげー邪魔だよ!

ちょっと考えれば分かる事がなぜできない?

いま目の前に会いたかった人達がいるのになんでカメラ越しに見てられるのだろう?

ライブの楽しみ方なんて千差万別でいいと思ってたけど

そうも言ってられないこの状況。

しまいにはマシューがMCでカメラを下げてとコメント。

なんだか格好悪いなぁと思ってしまう。

それでも数曲後には再び撮りだしてたアホが数人いるんだからさ、ビックリするよ。

公演前にアナウンスでもすれば減るのか?

やだなぁトイレはキレイに使いましょうみたいでさ。

あーあ・・・

とかって言ってたらYondrなるスマホ禁止ゾーンを作り出すシステムが開発されてるよう。

ソースはここhttp://snn.getnews.jp/archives/558209

こんなオムツしなきゃいけないなんてカッコ悪!

こうならないことを望むぜ。


 

さて気を取り直しまして

記念すべき30回目を飾るのはティーンエイジ・ファンクラブ(以下TFC)。

もうもうもうもう、大好きだーーー!

えへへ。うふふ。

まさに私がティーンエイジの時に出会ったわけですが

このパーフェクトなバンド名・・・たまらん!

30代後半になった今でも

こんなにも揺るぎない気持ちでいられるバンドはそうないんだよ!

放課後に友達の家のガレージに集まって演奏してるようなイメージ

(そこに女子はいない!)がずっと私の中であって。

そしてライブがものすごくいい!

その安定感はファウンティンズ・オブ・ウェインを超える。

TFCはグラスゴー出身の真性ギタポバンド。

じゃあ仮性ギターポップって誰だよって言われても困るんですけど。

同郷のベル&セバスチャンには「グラスゴーの至宝」なる

枕詞があるのが羨ましいところ。

(実際に「グラスゴーの至宝」で検索すると90%ベルセバ記事がヒットする)

なんかないかな〜TFCにも。

ノーマン、レイモンド、ジェラルドの3人は不動ですが

ドラムは時期によって変わる。

公式サイトを見たところフランシス・マクドナルドが現ドラムのようです。

クリエイション・レーベル所属だったけど、今はどこなんだろ?

ペマ? 調べてもよく分からんぞ・・・

多分だけど自主レーベルっぽい。

音楽に限った話じゃないんだけどさ

メジャーデビューしてそこそこ売れたとしても

「生涯安定」なんて事はないんだよね。

なんかこう、たまに邦楽雑誌の表紙を見たりするわけですよ。

(洋楽雑誌はんでいるので無視)

今この人たちが人気なんだ

5年後も変わらず表紙を飾れるのかな?という思いがいつも頭に浮かぶ。

イヤな奴だよ私って。

表紙を飾れなくなって年を取っても音楽を続けていける?

作り続けてくモチベーションを保つのがすごい難しい気がする。

たとえセールスが落ちたとしても音楽を続けていける執念が

TFCの底知れぬパワーな気がしている今日この頃。

そんな不老不死を目指してほしいTFCですが

現時点で通算8枚のアルバムを出しております。

(ジャド・フェアー共作は省く)

思い入れのあるものをダラダラ書いていくので

お菓子でもまみながらお付き合いください。
けっこう長いよ!

A Catholic Education』より「Everything Flows

90年作のファーストアルバム。

うわ〜私14歳だよ。

この頃はまだバンドの存在すら知らなかったので

ひたすらバックナンバーやらネットで検索するしか術がない。

えっと、この時にいたドラムが現在のフランシスみたい。

はじめて知ったぜ。wikiありがとー!

大元はパステルズっていうのは小耳に挟んだ記憶あり。ふむ。

え?でもレコーディング中にドラムが入れ変わったって書いてあるよ・・・

こういうのよくあるよね海外のバンドってさ。

日本だと無いんじゃないか?

アルバム制作中に脱退とか。きっちり仕事やってから抜けそう。

お金のこともあるしね!(私ならそうする)

カソエディの中ではこれが一番好きだな〜。

というよりも他の曲はあんまり好きじゃないと言ったほうが正しい。

このアルバムの良さが分かんないなんて、本当のファンじゃない!

というのであれば、いいッスよそれで。

ついでに言うとジャケットも好きくない。

92年のレディングフェス映像を発見。

・・・良いっ!!

ノーマンの顔ほとんど見えない 度★★★★★★★★★☆




Bandwagonesque』より「Alchoholiday

91年作のセカンドアルバム。

来たよ来た来たバンドワゴネスク!

フゥ〜 じ〜んっと胸が熱くなってしまう。

ジャケットもかわいい

1曲目の「The Concept」は映画『ヤング≒アダルト』で象徴的に使われたので

ナヌ!?っと食いついた30代も多かったのではなかろうか。

主人公は高校時代、光り輝いていたという設定。

美人でモテてて彼氏もイケてるという黄金ハイスクールライフ。

いわゆるAクラスな女子がなぜティーンエイジを愛聴?

偏見OKで言わせてもらうと

そんな女子はティーンエイジなんて聞かないんじゃないかと。

むしろキラッキラなMTV的スターを好むだろ?

こんなインディー寄りで見た目も地味なバンド見向きもしねーんだろ!?

というモヤモヤが。

「当時の彼が作ってくれたカセットテープに入っていた曲」

だから思い出の曲という設定か〜、ふ〜ん。

きっと彼氏はラジオ寄りタイプだったのかなと

なんとか気持ちをすり合わせて納得しましたけども。

それなら監督or脚本家の趣味かと思い、ちょいググってみる。

脚本家ディアブロ・コーディ・・・

JUNO」の脚本も書いたというだけで、ぐぐっと興味が。

この人の可能性が大きそう。

在学中から地元のラジオ局でDJ会社員→ストリッパー→ジャーナリスト

という経歴がおもしろい!しかもシャーリーズ・セロン風美女!

この人ならTFC聞いてそうだな〜。

The Conceptは十分脚光を浴びたので私推しはコレ。

いつだってこの曲を聞き出すと音に入り込んじゃって

一点を見つめてボーッっとしてるというかBGMにできなくなってしまう。

たぶんコレ聞いてる時、すごいヤバい顔してると思う。

このジャケTを欲しいと思ったことがある度★★★★★★★★



 

Thirteen』より「The Cabbage

93年作のサードアルバム。

専門学校の卒制でこのアルバムをモチーフにアートワークやったくらい

思い入れが深いのできゅーんときてしまう。

ボートラが6曲もあるので俄然国内盤がお得かと。

このジャケットはいまいちだけどロゴはすごく好きだった。

これのロゴTも欲しかったんだよなぁ・・・

折り込みのブックレットに使ってる写真がすごくいいのに勿体ない!

アルバム通して抑揚というか、楽曲にバリエーションがあるので

オルタナ好きならキュンとくる1曲に巡り会えるのではないでしょーか。

主要3人はボーカルが取れるので

曲によって歌ってる人が違うのもTFCの醍醐味。

これも歌ってるのはノーマンなんだけども

メンバーの中でやっぱり一番好き♡(思わずハートが・・・)

だってもう、ステージ上でニコニコしてるんだよ。

すごく楽しそうに演奏するあの姿。

あぁぁ・・・

最近はビルゲイツに似てきた気もするけど、それでもいい。

 

こういう犬いるよなぁ・・・

このアルバムまではオルタナ色が強いんだけど

コーラスが抜群にいいのでちょうど良い塩加減で仕上がっている。

じわじわ好きになるタイプでしょこれは!

知らず知らず自分の定番になってしまうような魅力的なアルバムですのでぜひご一聴を。

ティーンエイジオルタナ度★★★★★★☆☆




 

Grand Prix』より「Don’t Look Back

95年作の4枚目のアルバム。

ジャケットがまたしてもぽくなくて好きじゃないんですけども

それを差し置いてでも絶対的に名盤なのがコレ。

ここから1曲を選ぶことができるファンなんているんだろうか。

イントロドン!でもう胸がきゅーきゅー。

この曲はジェラルドがメインボーカルでコーラスはノーマン担当。

ジェラルドの声は可愛いっつーか少し高めで、そこも好きだ。

ハーモニーにえぐられる!

(どーんるーばーあっく!)

きゃああああ〜

これを書きながらも絶唱していますのでよろしく。

ドラムの入り方もすっごい好き。

いつ何度聞いても涙腺がすぐ決壊。

あ〜こんなバンドやってみてぇな・・・憧れッスよ。

Verisimilitude」も「Neil Yung」も捨てがたいなぁぁぁぁぁ。

友達にCDを焼いたり自分のiPod傑作選フォルダを作るときに訪れる

このアルバムからおススメの1曲を選ぶ苦行。

これはファン誰もがニヤニヤデレデレしながら通る道。

(そして結局決められずに翌日に持ち越したりする)

95といえばエラスティカ、スーパーグラス、メンズウェア、ジーン等が

デビューアルバムを出した年でもあり。

感慨深いよねぇ。

ここ日本でもミリオンセラーが多数出た年でもあるようで。

まだ縦長のCDパッケージだった頃かな。

浜ちゃんのH Jungleとかシャ乱Qとか・・・(初めてシャ乱Qって打ったよ)

これはこれで感慨深い。
 

有無を言わさず星10個!度★★★★★★★★★★



 

Songs from Northern Britain 』より「Speed Of Light

97年作の5枚目。

もしこのバンドに興味を持ってくれたとして、

一番初めには聞いてほしくないアルバムかも。

なんとなく曲調が似はじめてきているので、一聴では良さに気付けない可能性もあり。

ズブズブのファンにとっては牧歌的で落ち着いて聞ける愛聴盤。

レイモンド(若干粘り気のある歌い方)がボーカルとってる曲も多いし。

この曲もジェラルドがメインボーカルですかね。

キーボード?らしき宇宙っぽい音が入ってるのが珍しい。

ちょっとそういう音も入れてみたけど、俺たちにはここが限界かな。

なんか恥ずかしいし。

勝手な憶測&妄想

とでも言いたげな謙虚さが、なんだか愛おしい。

でもねでもね

本当はここに収録されていない「I Don't Want Control Of You」シングルの
カップリング曲He'd Be A Diamond」が最高だったりする。
The Bevis Frondのカバーなんだけどさ。原曲知らなかったけどさ。

なんかもうベスト盤なんて出さなくていいからこういうBサイド曲集出して欲しい。

調べてると秀逸なカバー曲が結構あるみたいだし。
 

地味だけど本当に良いアルバムなんです度★★★★★★★☆☆☆



 

Howdy!』より「Dumb Dumb Dumb

2000年作の6枚目。

所属していたクリエイション・レコーズが倒産したためコロムビアから発売。

ジャケットはわりと好きなデザイン。

ここらへんから口数がどんどん減ってきますけど・・・

だってあんまし・・・コレだ!って決め曲が減ってきてるんだもん(泣

とはいえ美メロは健在です。

TFCともなると、もう期待値がはなから高いわけですよ。

美味しい音をいつも食べているTFCファンは舌が肥えてますから。

このアルバムレベルの音をリリースし続けられるバンドがどれほどいるのかと!

グラスゴー出身のバンドにはなにか共通点があるような気もする。
代表的なバンドには先に挙げたベルセバ、アズテックカメラ、オレンジジュース、
フランツ、モグワイ、ヴァセリンズ、トラヴィス、ジザメリ、プライマルなど。

グラスゴーの音楽環境について語ってるダグラス(BMXバンディッツ)
ノーマン(TFC)、ユージン(ヴァセリンズ)
のインタビュー記事を発見。

http://www.popsicleclip.com/特集記事/pop-brothers-from-glasgow-interview/p3/

ほぅほぅ。

互いに助け合ったり支え合ったり・・・スゲー。

マンチェとロンドンだと蹴落とし合い的なイメージあるよね。
ビッグマウスでなんぼみたいな。

こんなの読むとますます好感度が上がるぜグラスゴー!

腰をすえて長〜く聞き続けられるアルバム度★★★★★★★☆☆☆



 

Man-Made』より「It's All In My Mind

2005年作の7枚目。
だんだんアルバムの
発売期間が開いてきましたね・・・

このジャケットが一番好きだ!

文字が手書き風なのもいい。

ここからが自主レーベル「ペマ」からのリリースかな。

けど残念ながらアルバムとしてはまたしても少々弱い。

CDかけてたはずなのに、いつの間にかつるんと終わってた・・・

という状態に何度なったことか。ごめん。

しかしこの曲、ザ!ティーンエイジって曲だなぁ(うっとり)。

老舗感がだいぶ出てきてますな。

変わらないこの味を求めて常連がいそいそやってくるわけです。

うん、やっぱりコレコレ!(満足気に)

安心するんですよねぇ。年なんですかねぇ。

刺激はいらねぇ、ただ安らぎが欲しいんだと思う方はTFCオススメ。

ライブもすごくいいんだよ!

敷居の低い老舗店度★★★★★☆☆☆



 

Shadows』より「Baby Lee

2010年作。

前作との違いがもはや分からない。

いやでも、もうそんな事はどうでもいい!

君たちが存在してくれてるだけで、
今でも活動してくれてるだけでひたすらありがたい。

そんな境地に達しているファン達も多いことでしょう。

さて、現2015年まで音沙汰のないTFCですが

ノーマンは横の繋がりが色々あるので別ユニットを組んで去年も来日してたり

ジェラルドもソロでLightshipsとしてアルバム出してるし。

(レイモンドは調べきれず)

こんなふうに長く好きでい続けると「早く次出して!」ではなく

「あ、出すんだ?ふむ・・・」という心境になってくる。

とにかく解散だけはしないでくれよというのが望みなのよ。

余談ですけど10代とか20代前半の人って、やっぱりせっかちだなと感じるわけで。

アルバム出したばっかりなのに、そのレビューとか感想に

「早く次のアルバムも聞きたいです!」とか書いてあったりしてさ。

今そのアルバムを噛みしめなさいよ!

どんだけ苦労して1枚のアルバム作ってると思っとるんだワレ!

次も楽しみにしてますって意味なんでしょうけど欲しがりすぎです。

1年や2年、新作が出ないなんて普通さ・・・

いつまでも待ってるよ度★★★★★★★☆☆☆

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アンティークとの出会いは一期一会。
乙女心をくすぐる雑貨をお楽しみください



 

author:dokurokinoko, category:音楽, 18:43
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Comment
コメントありがとうございます☆
現地でのライブを見たとは羨ましい!リクエスト聞いてもらえるようなラフな感じ…ってこっちではイメージ湧かないですよね(汗
地元密着だからこそなんでしょうか。すごいな〜
like a virgin !ますますBサイド集出して欲しくなりました!
ドクロキノコ, 2015/05/26 5:32 PM
またまた失礼します。
TFC、いいですね!私もスコットランドに憧れて向こうでTFCのライブへ行きましたが、しっかり聴いているのは日本人の私だけ…スコットランド人の殆どは演奏中にお喋りで演奏が終わると拍手だけは立派。まるで聴いていたかのように。つか、ただ単に飲みにきてるんですね…しかもその聴いていないお客たちは彼らの演奏中に演奏をストップさせ、3曲先くらいまで自分の好きな曲を予約してる始末。終始笑顔でTFCの皆さん笑顔で対応してました。優しさがとても伝わる心温まるライブでした。スコットランドでいくつかライブみましたが後にも先にもこんなに滅茶苦茶なライブはTFCだけです(笑)。
ヤングアダルトはコンセプトがかかってたので(実際は口ずさむ)見た1人です…
TFCの歌うlike a virgin も好きです。長文失礼しました。
Neco, 2015/05/25 8:47 AM









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